こんにちは! Jugaです。
今回は書籍からの学びを記事にしてみます。

参考にしたのは、ミズノのグラブ職人・岸本耕作さんの著書
『グラブ職人』(ベースボール・マガジン社)です。
岸本耕作さんとはどんな人物か
ミズノテクニクス株式会社(兵庫県宍粟市・波賀工場)のグラブ職人、岸本耕作さん。
1976年にミズノへ入社し、以降40年以上にわたり、プロ野球選手をはじめとする数多くの選手のグラブ製作に携わってきた方です。
イチロー選手、松井秀喜選手、宮本慎也選手、坂本勇人選手など、名だたる選手たちのグラブを手がけた実績を持ち、まさに「日本のグラブ界を支える職人」と言っても過言ではありません。
2024年には、厚生労働省より「卓越した技能者(現代の名工)」として表彰され、国内最高レベルの技術者として公式に認められています。
岸本さんの言葉や仕事ぶりからは、“モノづくりに懸ける誇り”と“次世代へ技術をつなぐ使命感”が強く伝わってきます。
あの「グラブの匂い」の正体に衝撃!
まだ書籍『グラブ職人』を読み始めたばかりですが、最初に衝撃を受けたのは、
野球人なら誰もが知っている あの“グラブ特有の匂い”についての話でした。
新品のグラブを手に取ったときに感じる、独特でクセになるあの香り。
私は長年、「これが革の匂いなんだ」と思い込んでいました。
ところが、実はその匂いの正体は“革をなめす工程で使われる薬剤の匂い”だというのです。
(※書籍の具体的な内容には触れません。)
……驚きました(笑)。
まさかあの匂いが“薬剤の匂い”だったとは。
この一文を読んだ瞬間、「自分はまだまだグラブのことを知らなかった」と強く感じました。
匂いが呼び覚ます「少年時代の記憶」
スポーツ用品店の野球コーナーに広がるあの匂い。
私にとっては、小学生のころ、どのグローブにしようかとワクワクしながら悩んでいたあの時間を思い出させてくれる香りです。
父親に連れて行ってもらい、真新しいグラブを手にしたときのあの感情・・・
ワクワクとドキドキが混ざり合った、あの瞬間がよみがえります。
それが“薬剤の匂い”だと知った今でも、私にとっては大切な記憶の香り。
グラブという道具の奥深さを改めて感じさせてくれる発見でした。
まだまだ続く「グラブ職人」の世界
今回の“匂い”の話は、書籍のまだ序盤に出てくる内容です。
それでもすでに、「そうだったのか!」と驚かされることがいくつもありました。
この本は、単なる職人の紹介ではなく、野球人の原点を思い出させてくれるような一冊。
読み進めるほど、グラブへの愛着が深まりそうです。
Juga


コメント